福祉型短期入所施設「すかいはうす」では放課後等デイサービス施設のような児童への『療育』に注力するのではなく、子どもの『経験』を大切にしています。
現在、放課後等デイサービス施設を利用している多くの子どもは成長とともに生活が変化し、慣れない環境、慣れない人とグループホームなどの入所施設を利用するかと思います。障がい特性は様々ではありますが、急な生活の変化あると子どもはストレスを感じ、特性の悪化を引き起こすことでより生活が困難になってしまうかもしれません。
短期入所施設で慣れない環境での生活を『経験』しておくことで子どもの自立を促し、将来的な生活準備にもつながります。グループホームなどの入所施設を検討する際の適応訓練としての役割も果たし、子どもの可能性を広げます。
また、子どもだけでなく普段ケアをする家族は、日々の介護による精神的・身体的負担が大きく、レスパイトケアの提供が不可欠です。
しかし地域によっては施設の数が不足しており、少しでも多くの子どもたちの成長に貢献したいという気持ちで開所に至りました。
サービス対象者
・知的障害、発達障害、身体障害、精神障害のある児童(18歳未満)
・短期的な施設入所を必要とする方
サービス内容
・食事提供(利用者の状態に応じた食事の提供)
・入浴、清潔保持支援(入浴介助、洗面、歯磨きなど)
・排泄支援(トイレ誘導、おむつ交換など)
・服薬管理(必要に応じた服薬支援)
・その他アクティビティなど(自由時間に実施する遊び)
